2018年10月19日読了時間: 3分

ロシアの紅茶事情　～後編～

前回に引き続きロシアの紅茶事情、後篇になります！

③帝国製陶器「インペリアル・ポーセレン」

ロシアに行って楽しみにしていた事として現地で茶器を買うことがありました。日本で買うと13000円程度のティーカップが現地では6000円と半額程度で買えるので購入するしかないという心持ちでいました。

　まず、美術館や博物館では帝国製陶器の過去の作品が飾られていたので見てみました。シンプルなデザインから派手なデザイン、ロシアの画家マレーヴィチの作品を元にしたデザインやおとぎ話を元にしたデザインなど幅広く、楽しく回れました。

　実際にお店へ。一番人気のデザインを買うと予め決めており、カップとティーポット1つずつだけなら15000円程度……しかしここで妥協してはもったいないと思い6人用のセット（60000円！）を購入決定。

数カ月分のバイト代がパァ＼(^o^)／となるわけだが日本で買えば倍と考えれば安い安い（錯覚）。会員の一人へお土産も含めて、レジにて注文。日本に送ると25000円かかると言われたので手で持ってかえると伝えたところ頑張ってねと励まされました。（実際めちゃ大変でした）

というわけで我が家にロシア製高級茶器が入荷されました！うふふふふ。

④〜メトロポールホテルでロシアンティー〜

　ホテルで本格的にロシアンティーが飲みたい！と思って調べたらメトロポールホテルというところが有名なそうなので行ってきました。場所的にはクレムリンやボリショイ劇場のすぐ近くでした。

　高級ホテルだけあって英語が通じたので予約は楽でした。ただ既にロシアに来て1ヶ月たっており、英語よりもロシア語のほうが耳に馴染む状態だったので割とロシア語使ってた気がします（イキリ）。

　当日、席に案内。席には帝国製陶器のティーセットが。私これの色違い買いましたよ、うふふ、と思いながら着席。その後スタンドとヤカンが運ばれてきて、ろうそくに着火。ポットに茶葉と湧いたお湯を注ぎ「10分待ってね」と言われました。……10分！？濃くいれるって本当なんだなぁと思いつつ待った後、それぞれのカップに少しずつ濃い紅茶が注がれました。その後、湧いたお湯をカップに注いで薄めてくれました。これだよこれこれ。これがロシアンティーですよ。と思って飲んでみると、結構美味しいという感じでした。ちゃんといれてれば濃くいれて薄める方式でもちゃんと美味しいと聞いてましたが実際そうなんだなぁと感じていました。