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香港の珈琲紅茶・鴛鴦茶を作ってみた

1.ご挨拶

こんにちは。2年の甜茶です。さて、今日の記事では、世界の茶文化についてなにか書こうかなと思ったのですが内容がなかなか思いつきません…。仕方がないのでお茶の本をパラパラと読んでいると、香港の珈琲紅茶、鴛鴦茶についての記事を見つけました。(広東語ではユンヨンチャーという発音らしいです。) 珈琲と紅茶を混ぜると本当に美味しくなるのか…?などと不安になりつつも、好奇心が勝り、鴛鴦茶を作ってみることにしました。

私は、紅茶も珈琲も大好きで、毎日飲んでいます。鴛鴦茶は紅茶と珈琲を同時に楽しめるお得な飲み物なのでしょうか?



2. 鴛鴦茶を作ってみた

鴛鴦茶の作り方はとても簡単で、紅茶と珈琲を等量混ぜればいいとのこと。しかし香港ではよくエバミルク(無糖の練乳)や、砂糖を入れているようです。珈琲と紅茶を混ぜるだけというのもつまらないので、今回はエバミルクも作ってみることにします。

鴛鴦茶の作り方は非常に単純なので、紅茶と珈琲の組み合わせが非常に大事になりそうです。今回は、紅茶として千葉県・西千葉のサウザンドリーフというお店で購入したルフナという茶葉と、カルディで購入したクリスマス用のブレンド、ノエルを選びました。どちらも深みのある味なので、調和しそうです。


左がサウザンドリーフというお店で買ったルフナ、右がカルディのブレンド・ノエル




○今回の材料

紅茶(今回はルフナ):100ml

珈琲(今回はカルディーのブレンド・ノエル):100ml

牛乳:200ml


○作り方

1.紅茶100mlを作ります。普段より少し濃いめに淹れました。


2.珈琲100mlを作ります。

コーヒーメーカーを使用したので、おおよそですが、コーヒースプーン1杯につき水100mlくらいです。


3. エバミルク100mlを作ります。今回は簡易に電子レンジで作ってみました。


牛乳200mlを電子レンジで15分弱かけます。長時間レンジに掛けると吹きこぼれやすいので大きめの器に入れてください。膜を取りのぞけば完成です。(膜も普通に食べられます)



(牛乳を入れる器は、少し大きい程度だとレンジ内に吹きこぼれて大変なことになります…。私は自宅にあったラーメン鉢を使いました)



以上で紅茶、珈琲、エバミルクの3つが完成しました。




4.珈琲と紅茶とエバミルクを混ぜ合わせて完成です。


完成した鴛鴦茶の見た目はこんな感じです。



見た目はミルクティーとかカフェオレのように見えますが味の方はどうなのでしょうか?



3. 鴛鴦茶を飲んでみた

鴛鴦茶は紅茶とも珈琲とも全く異なる味ですが、おいしかったです!

おそらく、エバミルクがかなり強めに効いているのでしょう。紅茶や珈琲の味は強く出ず、新種のラテといった風合いです。柔らかい甘みの中に紅茶とコーヒーが合わさったような香ばしさと苦味が口の中に広がります。なんとなくほうじ茶ラテに近いものを感じます。ちなみに、今回はルフナとノエルという組み合わせもあり、比較的まとまりのある、おちついた味になりました。エバミルクの配分や、紅茶と珈琲の組み合わせにより、味が様々に変わりそうです。

鴛鴦茶は紅茶と珈琲を同時に楽しめるというわけではありませんでしたが、ミルクティーやカフェオレとも異なる味で、紅茶と珈琲の新たな可能性を感じました。皆さんも試してみる価値は十分あると思います。



4. おわりに

いつもお茶を飲んでいると普段飲んでいるお茶や、飲み方に慣れてしまいますよね。特に、日本に住んでいると日本的な淹れ方や、英国的な淹れ方にしか馴染みがないと思います。けれども今回ご紹介した鴛鴦茶のように、世界には普段飲むことのない面白い淹れ方のお茶がたくさんあります。マンネリ化した日々の生活に疲れてきたら、自分の知らないお茶の飲み方を試してみるのはいかかがでしょうか?

(文責:甜茶)

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