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レゴと遊び心と


皆さんこんにちは。3年の田鍋といいます!

何を書こうか随分悩んだんですが、せっかくだから中高の部活の思い出でも書こうかなと思います。紅茶と全然関係ないやん!という感じですが、お付き合いください。


さて皆さん、レゴはご存知でしょうか?誰もが見たことあるあのブロック玩具です。小さい頃によく遊んだよ〜という方も少なくないと思います。実はあのおもちゃ、2万種類とも言われる種類のパーツが存在し、色も数十色用意されているんです。そのため表現の幅は非常に広く、上手く使えばかなり凝った作品が作れるようになります。


さて、僕の出身校には世にも珍しいLEGO同好会という部活がありまして、幼い頃からレゴが大好きだった僕はそれをモチベーションに中学受験を頑張り、入学してから6年間その部活に入り浸っていました。なんなら高1の春から高3の夏まで部長をしていました(勉強しろ)。今や70人以上が所属する結構大きな部活になっています


で、部活って実際何するねんという話ですが、基本的には年に1度大きな作品を作って、5月の文化祭に展示して、の繰り返しです。僕が作品づくりの担当をしていた2年間では、豪華客船クイーン・エリザベス号と、京都にある八坂神社の西楼門を作りました。


せっかくみんなで力を合わせて作るんだから、ということでとにかくインパクトのあるものにしたくて、クイーン・エリザベスは全長3m 、八坂神社も幅2.5mと、かなりでっかいスケールで作りました。使ったパーツもクイーン・エリザベスが3万5千個、八坂神社が5万3千個というかなり桁違いな量を使いました(笑)。



作品を作るときは、何を作るか決まったらまず設計担当(僕)がどのパーツをいくつ使ってどこに配置するかを全て決めて設計図を作り、世界中のお店からパーツを輸入し、部員みんなで組み立てるという流れをとります。

テーマ決めに半年、設計に数ヶ月、組み立てに2ヶ月くらいかかるので、本当に一年がかりです。


おかげさまでどちらの作品も文化祭に来た小学生の皆さんを中心に大好評で、もともと文化祭くらいしか展示の機会がなかったはずが、学校外のイベントや百貨店の催事場、ホテルや美術館なんかでも展示していただき、ついにはテレビや新聞にもデビューする、というとっても楽しく刺激的な日々でした。

みんなで楽しく作って、見た人に楽しんでもらえて、何かを作るってとっても楽しいことですね。ほんっとに素敵な部活でした。



最後に、皆さんはLEGOの語源をご存知でしょうか。デンマーク語で”Leg godt”。「よく遊べ」という意味だそうです。

皆さんとってもお忙しい日々をお過ごしだと思いますが、人生にはゆとりも必要です。遊び心を持って、楽しく日々を過ごすことがクリエイティビティを育む第一歩となるでしょう。

楽しむ心を忘れずに、よく遊んでくださいね。

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