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マイセンの話

こんにちは。本日の記事を担当します、一年の葉浅雨です。紅茶同好会らしい記事を書きたいと思っていますが、自分は紅茶に関してまだまだ初心者なので、今回はかわいい茶器を生産する陶器メーカーについて記事を書きたいと思います!

 

素敵な陶器メーカーはたくさんありますが、今回は特にドイツのマイセン(Meissen)についてお話をさせていただきたいです!


①マイセンの劔マーク


マイセンの製品には、底面に窯印として「剣マーク」が描かれています。その劍マークの描き方は時代とともに変遷していたため、特にマイセンの骨董品の生産年代を知りたいときは、底面の劍マークを下図と比べればすぐわかるでしょう!



②代表作


また、マイセンの代表作として知名度の高いシリーズとして、ブルーオニオン、ドイツの花、スノウボール、Bフォームなどがあります。(著作権上の都合、一部の写真しかお見せできなくて、大変申し訳ありませんが、興味のある方はグーグルまたは書籍(「マイセン」南川三治郎、大平雅己著がおすすめです)をご参照ください!)


北海道札幌の白い恋人ファクトリーで展示されていた立体花モチーフカップ&ソーサー


同じく白い恋人ファクトリーで展示されていたスノウボールカップ&ソーサー


古瀬戸珈琲店という喫茶店で使わせてもらったBフォーム宮廷の小花のカップ

(通常はコバルトの地色がよく見られますが、なんとレアなライトグリンも揃っていました!お店のコレクション凄すぎて、しかもカウンタ席は使いたいカップが選び放題、いつかまた行きたいですね!)


















カップがあまりにも可愛かったんで、スケッチも描きました!><


③一級品、二級品? マイセンの裏事情!



ソーサーの底面の劍マーク

 

今の骨董市場で流通しているマイセンの製品は、一級品と二級品に分けられます。しかも見分け方は非常に簡単で、製品の底面にスクラッチが入っているかどうかを確認すればいいです!生産年代によってスクラッチの入っている場所は若干変わりますが、線が入っていれば、二級品確定です。もしご購入を検討している際に二級品だと発見した場合、値引きの交渉条件になるのでしょう!

製品は金彩の厚みが足りなかったり、傷があったりなどの理由で二級品にされ、低価で売るか給料として内部作業者に配られていました。




マイセン製品の写真をたくさん載せられないのがちょっと残念ですが、最後まで読んでくださりありがとうございました!

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