top of page

鹿児島の魅力について語る

 皆さんこんにちは、学部2年の下薗です。寒い時期にはいつもこたつを出していたのですが一人暮らしの部屋ではなかなかこたつを用意する余裕はないですね、日々こたつを恋しく思いながら過ごしています。ところで、私は海苔が好き 米がなくとも海苔を食う といった具合です。そこで海苔について語ろうと当初は思っていたのですが、田中さんの記事 を読んで地元である鹿児島の話をしたくなってしまったので鹿児島について語ろうかと思います。なんだか話の飛躍がすごいですね。


 鹿児島には意外と魅力的なものが多く、火山・食文化・工芸品と観光で欲しいものは大体あります。ここでは 黒酢・焼酎・薩摩焼・薩摩切子あたりを紹介させていただきます。


黒酢

 最初に挙げるのは黒酢です、有名なのは霧島市福山町ですね。福山町にはさらに2箇所ほど有名なところがあり、その一つが桷志田 (かくいだ) です (読めません)。下の写真は桷志田で撮影したもので、土地一面に黒酢を熟成する壺を敷き詰めた 壺畑 が特徴的です。現地では試飲なども可能で、数年熟成した黒酢やフルーツで味付けした飲みやすい黒酢など様々なものが楽しめます。いずれお茶会に黒酢をお持ちするかもしれません。詳しい説明は公式のウェブサイトにあるのでぜひそちらをご覧ください。


焼酎

 主観ですが焼酎といえば鹿児島、鹿児島といえば焼酎といっていいほど焼酎が有名です。大きく製法で本格焼酎・焼酎甲類・混和焼酎、材料で芋焼酎・麦焼酎・米焼酎などと分けられ我らが鹿児島は芋焼酎の聖地です。大体どこにでもあります。九州の醤油は甘いことで知られていますが、酒店のおばさん曰く "甘いものが焼酎に合うから甘くなった" らしいです。下の写真は酒店にあった置き書 (?) です、端的に思いが伝わる良い文章ですね。


 お酒について多く語るのは少々気が引けるのでこれくらいで。私は伊佐美が好きです。 (未成年の方の飲酒は禁止されています)


薩摩焼

 薩摩焼というのはその名の通り薩摩の焼き物です。普段使い用いられる黒薩摩、高貴なものとされる白薩摩などがありますね。私が見に行ったのは日置市にある沈壽官窯です。現地の売店などで見かけた焼き物は普段使いされるようなものが多かった気がしますが、後日 出水市のとある醸造所へ見学に行った (連れていかれた) 際展示されていた白薩摩はあまりに技巧的なものばかりでした。撮影禁止だったため写真は残っていませんが、もし機会があれば足を運ぶ価値のあるものだと思います。


薩摩切子

 薩摩切子というのは硝子細工のことです。基本的には江戸切子のようなものを想像していただければいいと思います。よく知られているのはグラスに幾何学模様を切り込みを入れたものですね。色付きガラスにカットを入れることで非常にきれいに見えます。

 実は一度製法が失われており、多くの職人の努力で復元されたらしいです。そのため鹿児島県の伝統的工芸品とは認定されたものの、国の伝統的工芸品とは認定されない悲しい運命を背負っているんですね。

 薩摩切子が地味に工芸品では一推しで実家に帰った時には特に意味もなく見に行っています。ふと思ったのですが "いちおし" って "一押し" or "一推し"どちらが正しいんでしょうね?


終わりに

 薩摩切子については写真が残っていませんでした、過去の自分を祟りたいですね。ここに書いたもの以外でも見どころはかなりあります。大島紬や鳥刺し、しろくま 鶏飯などはいい例ですね。高校時代まで一度も県内を見て回ったことないな とふと思い立って大学1年の夏にひたすら県内各地を巡ったのはいい思い出です。出先で見つけたお茶を買い漁っていたら緑茶がなかなか美味くて抜け出せません。

 20になってお酒が飲めるようになったり、地元の行ったことのないところに行ったりとか些細な発見をするたび世界が広がったような気がしませんか? この記事を読んだ皆さんもぜひ地元旅行のようなものをしたらお話を聞かせてください (まったく関係のない話も歓迎です)。2022年も残りわずかですが楽しみましょう。

閲覧数:104回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page