はじめに
こんにちは、今年度会計を務めました浅野です。
去年ののほほんとしたクリスマスからは打って変わって再試とスケッチ、レポートに引き殺される12月を過ごしています。今年は駒場祭のレシピ開発にも去年以上に関われた他、幹部としてより多くの会員とのつながりができた一年でした。
駒場祭のレシピについてですが、全脂粉乳を使った飲みやすいミルクティーというコンセプトで作りました。紅茶の風味をしっかりと残した三種のブレンドミルクティーができたのですが、まだまだ改善の余地があり、来年は学祭関係なくブレンドの研究を積んでいきたいですね。というかレシピ研究部を立ち上げて常設化したい!!
なにを書くの?
実は去年もアドカレを書いていて、抹茶スイーツの包装は紫外線を通さないということについて調べるために大量の冬のスイーツを集めて検証しました。こういった実験企画は結構面白く今年もやろうかと思ったのですが、さすがに忙しすぎて断念することに…
じゃあ何について書くんだって話なんですがやっぱり実験or体当たり系の企画はどうしても捨てきれなかったので竹馬でも乗ってやろうかと思いました。が、こちらも時間がなかったのでまた今度にしました。
そんな感じでネタがなくて困ってたので大量に砂糖ぶち込めばなんか思いつくかなーって思ってスイパラに行ってきました。
すると…
なんかめっちゃ茶が置いてある!!!!!!!
これは全部飲み比べるしかない!!ということで今年はスイパラに置いてあるお茶のレビューをしていこうと思います。
実際に飲んでみた
トップバッターはダージリン内野手。残念なことに湯通しも出来ず蓋もないというアクシデントに見舞われたものの多少のことには目を瞑るしかありません。近くにあったコーヒーカップの半分過ぎくらいまでお湯を入れてからティーバックをぶち込みます。待ってる間にケーキをとってきて準備完了。早速飲んでみましょう。
!!??
なんか薄くない!!??
茶葉の香り的にセカンドフラッシュっぽいけどさすがに水色が薄すぎる…
恐る恐る飲んでみると味は意外と残ってるというか一般に想像されるダージリンってこれだよねって味。でもダージリンらしいワイルドな渋みがほんのりと感じられたのはよかった。香りはあんまりしなくてマスカテルフレーバーとは…?という感じ。湯通しって味というより香り、水色に大きな影響を与えるんだなーっていう経験を得ました。
お次は特級ジャスミン。”特級”という名がついているのでかなりの期待がかかりますね!ちなみに中国茶には特級の上に頂級という等級があります。頂級ともなると値段が跳ね上がるそうで青蛾茶房というお店で試飲させていただいたときは店長がめっちゃ渋々とですが淹れてくれました(バリ美味かったです)。
※私はマリアージュフレールに行くといっつもテデ・マンダリンという白茶を注文します。いろんな種類を楽しもうと思ってるんだけどあんなにメニューあったら迷いに迷って安牌行っちゃうよね。
ここにきて私はもう一つコップを使えば湯通しも蓋も(共洗いも)できるということに気づき早速試してみることに(↓参考)。
(店員さん洗い物増やしてごめんなさい)
意外にすっぽりはまってこの蓋用カップは使いまわせるためかなり有効。時間になったので蓋を開けてみると、さすが特級と言わんばかりの芳醇な香りが!!!!!味は奥の方に少しえぐみが残るものの中国茶らしいすっきりとした味わいがしっかりと出ていて、悟空茶莊で買ったジャスミン茶を想起させました。抽出をもうちょい短くやればより中国茶らしい楽しみ方ができるかもしれません。参考までに今回は大体三分くらい抽出してました(一分くらいでも耐えるかも)。
ちょっと濃いかなー?ジャスミン茶っぽい色だけど一瞬酸化しきった茶葉で淹れた煎茶かと思った()
カットされてるけどやっぱ茶葉が紅茶より大きいね!食べちゃいたい!
次は黒ウーロン茶。正直黒ウーロン茶って何だよって思いますが多分焙煎かなんかしたやつでしょう(適当)
淹れてみると色的にはめっっっっっっちゃ濃い岩茶って感じ。香りはサントリーの烏龍茶に近い。味は焙煎香強めで最近人気の甘いフルーティーなものとはかなり違ったテイストでした。単なる焙煎強めの岩茶という感じ?強いて言えば去年のエコ中国茶会で辰翼茶莊で買った水仙にちょっと似てたかなー
はい、雑に飛ばしましたが最後はこの問題児、鹿児島県産煎茶。
煎茶同好会員としてこいつとはしっかりと向き合わなければならない!!もはや運命を感じます(?)
※東大煎茶同好会は駒場のインカレサークルで毎週木土に新学生会館で煎茶道のお点前を練習しているサークルです(茶道じゃないよ煎茶道だよ)。煎茶についてはまたの機会もしくはKUREHA-wikiに譲るとして、興味ある人はぜひ調べてみてください。
湯通しの後お湯を氷で冷やして
煎茶なんで大体5~60°Cくらいまで冷まします。(今回はもうちょい高かったかも)
60°Cの目安は手をかざして湯気をほんのり感じるくらいです。湯気が無くなってきたら40°C代くらい、玉露の一煎目にちょうどいいくらいです。
煎茶の一煎目。水色は普通だけど…?
薄い!!煎茶のうまみが全く出てない!!
煎茶は急須必須ですねほんまに。薄い綾鷹ってかんじ
ちょっとこれは流石に納得できない!!!!!
と言っても仕方ないので二煎目に行きます。
今度は100°Cで一気に抽出します。
あれなんか薄い。
というかなんか一煎目の甘さが残ってしまっている。
なんか納得いかないので
お団子と合わせたらめっちゃおいしかったです!
最後にしっかり湯通しと蓋をしたダージリンを飲んだら
草木を感じさせるワイルドな香りのセカンドフラッシュになりました。
MVP発表
いかがでしたでしょうか?
ほかの方のしっかりとした記事とは比べ物にならないほど適当なものになってしまいましたが楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後に今回飲んだものの中で一番おいしかったお茶の発表です!
MVPに選ばれたのは…
特級ジャスミン茶です!
筆者好みの台湾茶に似た風味がとてもよかったです!!
今日の記事は以上になります。お読みいただきありがとうございました!!
おまけ
茶の信号機セット(左から煎茶、特級ジャスミン茶、黒ウーロン茶)
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